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ガリバー旅行記ならぬ・・・二回目のヨーロッパ


バブル絶頂期外資系商社に勤めていました
ものすごい勢いで出世して(笑)
最後はイギリス人社長のアシスタント
どんだけ信頼されてたん?
て言うくらいいつも側に置いてくれてました
(秘書とは別格で)

母が他界してから6年後 父も癌に冒され
同じ過ちは繰り返したくないと
潔く仕事を辞め帰郷
一年ほど父に寄り添い看病した後
父は母の命日翌朝に息を引き取りました
まるで母がお迎えに来たように・・・

東京のアパートもそのままに帰郷
いずれは東京に帰るつもりでいました
心の整理をつけるためにも
一度旅に出ようと
大学時代の友人や
商社勤務時代の友人達の元へ

まず最初に再びタイへ
大学時代の友人夫婦にご挨拶

大学卒業後航空学校へ行き
パイロットの資格を得た彼は
タイの国内線のパイロットと
チェンマイで農場を経営と
活躍してました
もともとマレーシア出身の彼女と
仲良かったのですが
大学時代から熱々の二人の
手料理をずっと食べさせて貰ってた(笑)
彼はどんな料理人より料理上手で
パッタイなんて最高に美味しかった
そんな彼の元に嫁いだ友人は
東南アジアの富裕層の奥様といった感じ
メイドに全て任せ 優雅な生活を送ってました


チェンマイの農場に連れてってもらった時


放牧中の牛の大群にも遭遇したり


夜は農場で豚の丸焼きをご馳走になったり(涙)
農園の従業員達にとって年に一度食べられるか
食べられないかのご馳走だったらしく
大喜びでグリルしてました(T-T)
突然豚の鳴き声が聞こえてきた次の瞬間
あっという間にこの状態に(T-T)
美味しそうに頬張る皆さんの横で
なんとも切ない気持ちでいっぱいでした

動物性のものを食する人みんな
こういう経験は必要だと思う

それから向ったのはオーストリア
商社勤務時代に仲良くなった
ダニエラと彼に会いにまずインスブルックへ






ダニエラとダニエラの馬


当時の日本では考えられなかった
どんな山の中でも携帯が通じるオーストリア

そりゃそうだよね、国土全部山なんだもん
通じなかったら困るわね・・・なんて思ったり

それからウィーンに出張するダニエラの彼の車に乗り
ウィーンを目指す
当初は電車で行こうと思ったのよ!
でも勿体無いから乗ってけって!


途中リンツに立ち寄りお昼ご飯食べたかな

ウィーンのホテルも彼がいつも使ってるホテル
到着後は別行動 その後プラハに向う彼と別れ
ウィーン観光


シューンブルン宮殿を見学中
夕方から開催されるコンサートを
どうしても見られなくなったから
チケット貰って!と見知らぬ人から言われ
それを見ていた地元のおじいちゃんと二人
この荘厳な建物の前でおじいちゃんと
クラッシックを聞いた夜
楽しかったなー!

オーストリアギャラリーでは
念願のクリムトの抱擁を見て
その大きさと美しさに心の底から驚き

幸せに包まれてウィーンを後にしました

次の目的地はザルツブルグ

親愛なるモーツアルトのお墓を訪れ


ザルツブルグの古城で開かれた弦楽コンサートで
モーツアルトを堪能し


美しい街並みに酔いしれ

親友の住むスイスへ

チューリッヒに到着

当時スイス銀行本部に勤めていた親友のアパートへ直行
ほんの少しチューリッヒ観光





中世の教会でシャガールのステンドグラスにも出逢い
感動ひとしきりした後
友人の実家のあるバーゼルへ


これがスイス銀行東京支店に勤めてた頃からの
大の親友のカルメンちゃん

なんとご実家はプール付!

もちろん泳がせて貰ったよ!


それをプールサイドで嬉しそうに眺めるカルメンちゃん
優雅やな〜〜〜


シャワルームもお洒落でしょー?




バーゼルの街並みを少し堪能した後
カルメンちゃんの愛車アルファ・ロメオで
一路イタリアへ!

アルプスの麓に掘られた
国境トンネルの長かったこと!


着いたのはフィレンチェ

まず絶対行きたかったウフィッツィ美術館へ


生ビーナスの誕生を見


ジオットやチマブーエを堪能し

シエナ→サン・ジミリアーノへ


多分これはシエナ?


こんな石畳がローマまで続いてるって聞いて
馬車の轍の跡を見て馬の厩舎を見て
タイムスリップ

「私は確かにここに居た」

シエナとサン・ジミリアーノで
確かな感覚が甦ってきて
とても不思議な感覚を覚えました


それから有名なピサの斜塔も見て

カルメンちゃんと一緒にオペラ「カルメン」を見てから(笑)
チューリッヒに戻り帰国しました!

カルメンちゃんがまだ東京に居た頃
一緒にグアムに旅をしたり
日光に旅をしたり
色んなところに旅をしました

東日本大震災が起こった時は
即座に電話をくれて
「日本に住めなくなったらスイスに来い!」と
強く強く勧めてくれた生涯の友達

この旅の十年後彼女の結婚式にはもちろん
娘を置いて結婚式に参列させて貰いました!

タイの友人もスイスのカルメンちゃんも
ロンドンのルイーズも
アメリカのキャレンちゃんも
国を超えた生涯の親友です。

他言語を話すって本当に素敵なことです
これからの子供たちにはぜひぜひ
他言語を習得して欲しい
きっと戦争もなくなるだろうから・・・


ということで!次回は奇しくも
世界一周旅行となった
アメリカの親友キャレンちゃんの結婚式と
ロンドンの親友ルイーズの結婚式への旅編

お楽しみに!

コメント
写真を見ておおー!と感動してその声が終わらないうちにまた次のおおー!がやってきてまたその次が~(^^)

フラフラになってるボクサーにこれでもかこれでもかとパンチを喰らわして~(*^^*)
表現が悪いですがもう凄すぎるの通り越してクラクラしてます~(笑)

どうかこのシリーズを是非ともまとめて頂きたいものです。

いろんな国に想いをはせながらじっくり読み返したいなと思いますよ~
  • 2015/04/14 1:01 AM
藍さんをショック死させてしまうのでしょうか?
楽しんでいただけたなら幸いです(^ ^)
  • MAGNOLIA 瀬尾
  • 2015/04/15 1:50 PM
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