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下降のエネルギー(土)の臓器

今日の料理教室で膵臓癌を患われているご主人を持つ方が初参加。医療の力を借りながらも、食事療法で全快を目指しているという。私たちに何が出来るわけではないのですが、膵臓が弱る原因、食事法の指針など簡単に説明しました。
折しも今まさに下降(土)のエネルギーの真っ最中。土のエネルギーをチャージするのに適した旬の野菜が満載ではないですか!ぜひ頑張って続けて欲しいと願いながら、ブログを更新します。

土のエネルギーを持つ臓器、脾臓・膵臓・胃。これらの臓器が弱ると、その経絡である、足の親指の外側・鼻の上部(脾臓、膵臓)、足の人差し指・中指・上唇(胃)が、腫れたり、固くなったりして、異常を訴えます。第三チャクラの働きも弱ってきます。

【脾臓の病気】

脾臓は、紫色の平たい空豆の形をした、海綿状の柔らかい握りこぶしくらいの臓器です。左側の肋骨(あばら骨)のすぐ下の腹腔上部、正面から見て胃の右側・後ろに位置しています。脾臓は、リンパ系の主要な臓器・器官です。脾臓は、リンパ液と血液を濾過して、細菌などの異物を除去し、古くなった赤血球を処理する働きをしています。また白血球の形成にも貢献しています。脾臓が健康であれば、心の温かさ・活力・病気に対する抵抗力が生まれ、細胞・組織・臓器の形成が適切な形で行われます。脾臓は、バランスの良さ・同情・理解・思いやりと関連しています。脾臓が不健康になると、循環系・リンパ系に問題が起こり、脾臓付近が腫れたり、痛んだり、首・脇の下・股間のリンパが腫れたりします。特に自然な免疫力・抵抗力が失われ、感染症にかかりやすくなります。懐疑的になったり、嫉妬するなど否定的な感情が生じるのも、この臓器が弱っている時の特徴です。

東洋医学では、下記の診断法で、脾臓の病気・状態を診てきました。

1)耳の外側が赤くなるのは、脾臓・リンパ系の病気が進行している証拠。
2)脾臓の経絡上に、腫れている・固くなっている・変色しているなどの異常がおある。

特に足の親指の外側が、著しく膨らんでいる場合、砂糖・果物・デザートなどが好きなことを表しています。また足の親指が内側に大きく曲がっている場合は、動物性・植物性の脂肪・油の摂りすぎ、極陰性の食べ物の摂りすぎによって、脾臓とリンパ系の機能が活発になりすぎていることを表しています。こめかみの腫れも同様。左目に異常がある時は膵臓・リンパ系の病気がもとになっていることが多いのです。

脾臓は、肝臓と相補的な関係にあり、肝臓よりもゆるんでいて、リンパ系・白血球などの陰性な機能を司っています。肝臓は脾臓よりも締まっていて、循環系・赤血球などの陽性な機能を調節しています。従って、砂糖・乳製品・油・脂肪の多い全ての食品・精白精製穀物・熱帯の食品・香辛料・清涼飲料・炭酸飲料・油と脂肪の多いすべての食べ物が、脾臓などのリンパ系の臓器・器官に悪影響を与えるのです。脾臓の問題は陰性の要因によって引き起こされることが多いですが、肉・鶏肉・卵・貝類・甲殻類などの強い動物性食品、オーブンで焼いた粉製品・塩気の摂りすぎも脾臓を収縮させ、リンパ腺・管・毛細血管を硬くしてしまします。

【膵臓の病気】

膵臓は、身体の中央・胃の後方に位置し、勾玉(まがたま)・おたまじゃくしのような形をしています。糖尿病・低血糖症・膵臓がん癌などの主要な病気が起きる場所。適切な食事法で、膵臓病の予防・改善ができます。

症状としては

1)腹部中央上部が腫れている、固くなっている。
2)午後2時から4時の時間帯に、お腹がすく、元気が出ない、神経質になる、汗をかく、震えがおこる、手足がうずく、めまいがする、甘い物が欲しくなる。
3)気分が突然変わる、怒る、集中できない、感情の爆発が起こる、暴力的になる。
4)異常に喉が渇く、お腹がすく、頻尿がある、体重が減る、疲れている、吐き気がする、視界がぼやける、動機がするなど。一時的に生理が止まる人もいます。

東洋医学では以下の徴候があれば、膵臓に問題があると考えます。

1)眉間の下の鼻の上端部・こめかみの外側が、腫れたり、変色しているなどの異常がある。黒ずんでいる場合は、砂糖・甘い物・ジュース・果物の摂りすぎにより、膵臓に負担がかかっていることを示しています。白っぽい黄色のニキビ・吹き出物は、乳製品などの動物性食品、または油の摂りすぎによってできます。黒っぽい斑点・ニキビ・吹き出物は、塩気・粉製品の摂りすぎによるもの。穴のてっぺん・こめかみの外側にほくろがあるのは、動物性タンパク質・脂肪の摂りすぎで、膵臓・脾臓に負担がかかっていることを表しています。
2)目が透明になっていたり、青白い場合は、膵臓に膿腫・腫瘍ができていることに対応している場合が多い。
3)眉間に毛が生えているのは、妊娠中に母親が乳製品・脂肪の多い動物性食品をたくさん食べたことを示しています。
4)脂ぎった皮膚・乾燥肌は、膵臓の問題を含めた脂肪の代謝のバランスが悪いことを意味しています。
5)膵臓の経絡上が、腫れている・斑点があるなだどの異常。特にくるぶしから足の親指の外側にかけての部分。

膵臓病の原因

膵臓は、胃の裏側にあり、肝臓・胆嚢と同じように、胆管によって十二指腸とつながっています。膵臓は、頭部・体部・尾部の3つに分けてとらえます。頭部は、炭水化物・脂肪・タンパク質の消化を助ける膵液を分泌し、体部と尾部は、酵素とホルモンを創り出します。膵臓は、インスリンやグルカゴンを分泌して、血液中の党の料を調節します。膵臓は、大量の炭酸水素塩を分泌して十二指腸へ送り、胃から出る酸(胃酸)を中和します。バランスの悪い食事は、膵臓の構造と機能に影響を与え、健康上の大きな問題を創り出します。

正常な消化の課程においては、多糖類は、口・胃・膵臓・腸が分泌する唾液・胃液・膵液・腸液に含まれる様々な酵素の働きによって、ほぼ均一の割合で徐々に分解されます。多糖類は、小さな糖質の単位に分解された後に、ゆっくりと血流に入ります。この間血液のpHを弱アルカリ性に保つのです。対照的に、単糖類・二糖類は急速に代謝され、血液を酸性に傾かせてしまいます。この極陰性の状態を埋め合わせるために、膵臓は陽性ホルモンであるインスリンを分泌します。インスリンは、血液中の過剰な糖を取り除き、体の細胞に送り込みます。陽性の強い食品・品性の強い食品を摂りすぎると、糖分を調節する膵臓の生まれつきの能力が失われ、血糖値が慢性的に高い(糖尿病)か、低い(低血糖賞)の状態になります。

砂糖・蜂蜜・チョコレートなどの濃縮された甘味料、アイスクリーム・バター・ヨーグルトなどの軽い乳製品、精白粉製品、熱帯原産の野菜・熱帯原産の果物、香辛料・刺激物・アルコール・薬品などの極陰性の物質の摂りすぎは、膵臓を弱め、腫れた状態にする働きがあり、糖尿病・膵臓炎などの病気の原因となります。

夜遅く食事をする、寝る前に食べることも、膵臓に過度の負担をかけます。夜の間に膵臓を休ませて翌日のためのエネルギーを充分に蓄えさせることができずに、食べ物を消化するために夜中も働いてエネルギーを消耗させてしまいます。

【胃の病気】
胃炎・胃腸炎・胸焼け・潰瘍などは、胃と関連した消化器の病気です。胃の内壁の粘膜には、何百万もの管状腺があり、塩酸・ペプシン(タンパク質分解酵素)・少量のムチン・抗貧血物質・無機塩などを分泌します。胃液(胃酸)は、種にタンパク質を様々なアミノ酸に分解します。胃が健康であれば、食欲が旺盛になり、消化がうまく行われ、全体のバランス・同情・思いやり・理解が生まれます。胃の調子が悪かったり、胃の病気があると、食欲が減退し、消化に問題が起きるだけでなく、心配・疑い・嫉妬などのマイナスの感情に振り回されるようになるのです。

東洋医学では、昔から胃の病気の徴候を、下記の望診で診てきました。

1)上唇の上半分は、胃と対応しています。この部分がふくらんでいる、締まっている、変色しているなどの異常が有る場合は、胃の病気が進行していることを意味しています。
2)鼻柱(鼻の上端の下の部分)は胃と対応しています。この部分が腫れている、黒ずんでいるなどの異常が有る場合は、胃の病気・不調を示しています。
3)胃の経絡上に痛み・硬さなどがある。
4)不安になる、動転する、嫉妬する、懐疑的になるなどの心の状態は胃(脾臓・膵臓)の不調の表れ。

ほとんどの胃の病気が今の食生活と関連しています。現代の食事は、胃に負担をかける食べ物・飲み物が多く、胃酸の出過ぎが繰り返されて、炎症・刺激・潰瘍・腫瘍の原因となっています。全粒穀物は、ほとんどが胃を素通りして、主に小腸で消化されます。小腸の絨毛によって吸収され、赤血球などの体を強くする血液や体液に変化します。これに対して、精白精製穀物・精白粉・砂糖などの甘い物・ソーダ・氷の入った冷たい飲み物・アルコール類・芳香性刺激性の飲み物・化学物質・薬品は、直接胃から吸収され、血液・体液に早く入ってしまいます。その結果、血液・リンパ液・体液は、酸性に傾き、薄まってしまいます。白米、化学調味料、農薬・化学肥料で栽培された食品、食品添加物入りの食べ物は、胃の上部・中部を刺激し、肉・鶏肉・卵魚・甲殻類・貝類・オーブンで焼いた食品・塩気の摂りすぎは胃の下部に問題を起こします。アイスクリーム・ヨーグルト・豆乳などの大豆製品・乳製品は、腹部にしこり、腫れ物、膿腫・腫瘍・痙攣の原因となったりします。

上記のような脾臓・膵臓・胃の病気の徴候が表れた場足は、下降(土)のエネルギーをチャージする食品を食べるのが最適です。

色: 黄色・橙色
味: 甘み
穀物:あわ、きびひえ、玄米もち米
野菜:地面の近くにできる丸くて甘い土の性質の野菜
豆: ひよこ豆
海藻:あらめ
果物:ぶどう、メロンなどの丸井果物

料理法としては、落ち着かせる料理、バランスを取る料理、中火の料理、中くらいの調理時間の料理、素材の自然な甘味を引き出す穏やかな味つけの料理、煮しめ、中くらいの調理時間で炒める、半分蓋をした鍋料理、中くらいの調理時間のシチューなど。

お手当としては、甘い野菜のスープ、梅醤葛、米飴入り葛湯、キャベツ茶、林檎と人参のおろし汁・キャベツ汁などです。

もっと詳しく各病気に対応する料理法などお知りになりたい方は下記の書籍をお買い求めください^^




コメント
面白いです!
  • けー
  • 2020/06/21 11:19 PM
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