11年前のブログ記事で紹介した
伊藤慶二医学博士の浜松・滋賀での
講演内容をまとめた小冊子を再び
お貸しくださったので紹介します。
〜おもいと食べ物が与える心と体への影響〜
はじめに
医者の仕事を始めて、もう50年が経つわけですが、その間に病気の方が私に教えてくださったことをお伝えします。それは学校で教わったこととは違う内容であり、2つの大事なことをお伝えします。
まず、1つ目は、私たちは何をおもって生活しているのでしょうか?
スピリチャルな状態、おもい、意識と食べ物との関係。それと、物質としての体に起こっている現象。それは、体の変化だけでなく交通事故や身のまわりにおこる現象、家庭や仕事の問題、運・不運も含めて全てのことに関係しています。その人のおもいが体にどう表れるのか、食べ物が体にどう表れるのかです。心の持ち方と食べ物と目に見える物質界の現象、この三者の相互関係についてお話しします。2つ目は、現在の日本の社会は病気と病人を増やし続ける社会構造が完成されています。その仕組みを知らないと病気にさせられてしまうのです。今日は病気を生み出す社会の仕組みをお話しします。そうすると、確実に病気をしない生活の仕方が分かります。「確実に」という意味を理解してください。それは「ああしたらいい」とか「こうしたらいい」ではなく、現在の環境、社会構造を知って、どういう生活が病気をしない生活の仕方なのかを理解していただきたいのです。そうすれば、現代医学の常識はあってないようなものなのです。過去の既成観念、学校で習ったこと、社会通念は間違いとは言いませんが、正しくないものもありますので、それを横において今日私の話を聞いてください。
分娩と食べ物とおもい
医学部を出た当時の私は普通の医者と同じ考え方をしていました。ところが、だんだん、はぐれ医者ー普通の医者とは違う考え方をする医者になっていきました。まずはその過程をお話しします。
私は昭和29年に医学部を卒業し、産婦人科の仕事を始めました。当時は、今まで家庭でお産をしていたお母さんが病院でお産をし始めた時代です。ところが全ての赤ちゃんが元気に生まれるとは限らなかったのです。奇形の子供が生まれることもあり、その確率は約1%でした。外見を観てわかる奇形たとえば口蓋裂や兎唇、指がくっついているなどの奇形が発生する確率が0.5%。心房や心室の中隔欠損など外見からは分からない奇形が0.5%。100人生まれると、1人は奇形が生まれる確率です。教科書にはいろいろな奇形が書いてありましたが、偶然奇形の子供が生まれるはずはないと私は考えました。
そこで、奇形の子を産んだお母さんの生活を調べてみました。すると、食べ物が随分悪い人が多い。終戦から10年たった昭和30年頃の日本人の食事は、まだまともでした。今のように化学物質は多くないし、動物食品も多く摂っていない昔ながらの食生活でした。ところが、進駐軍が持ってきたコカ・コーラやペプシコーラを始めとするお砂糖の入った甘いものだけは、どんな貧乏な人でもいくらでも買えたのです。見境なくお砂糖を使っているお母さんに、みつくちや口蓋裂の赤ちゃんが生まれる。くっつくところがくっつかないわけです。上あごがぱくっと割れているのです。ですから発音ができなかったりミルクが飲めない、飲みにくい赤ちゃんや、見えない奇形として心臓に穴が開いている中隔欠損の赤ちゃんが生まれるのです。
砂糖をたくさん口に入れていると、なぜそんな奇形ができるのか。なぜ砂糖が奇形を創る要因であるのかが分からない。そのようなとき桜沢先生(桜沢如一)の本を読んでいたら、食べ物に気を付けたらよいこと、陰性が強いというのはどういうことか、くっつくところがくっつかないということはどういうことかということが分かりました。陰性の働きが強いというのは例えば冷え性。血管が緩む、血液が冷えるということです。そして、陰性のもっとも代表的なものが砂糖なのです。ですから冷え性の人は砂糖をやめれば、陰性のものを減らせば症状は消えてまともな体になるわけです。産婦人科の仕事をはじめて10年くらいたった頃には、食べ物を変えることによって病気を治すことがかなりできるようになりました。
ちょうどその頃、妊娠しては子宮口が緩んで流早産を繰り返す頸管無力症という病気の方がおりました。あまりにも早産を繰り返すので5回目の妊娠は山口大学で、6回目の妊娠は広島大学でそれぞれ手術を受けたのですが、失敗しています。最後の7回目は九州大学まで行って手術を受けたのですが、これも失敗しました。8回目の妊娠で私が引き受けることになったのですが、その方は食生活が原因で体が陰性の人だったのです。
そこで、まず食べ物を変えるようにしました。白米を麦ご飯にしてお砂糖、とにかく甘いものを減らす。できたらゼロにしてもらえますかと言いました。そして、お料理にもできたら砂糖をつかわないように、しゃがんでする仕事はやめるようにそして便秘をしないように工夫しました。
そして、「仏さまにお願いしましょう」と私は言いました。7回もお産に失敗すると今度も失敗かも、と普通の人はおもってしまいがちです。おもいの世界で「失敗」するかもしれないとおもうと、本当に現実に失敗するのです。私はまともにお産ができるように「仏さまに毎日お願いしましょう」と言い、薬は出さずに1週間に1回往診に行きました。いよいよおかしいという時にのみ漢方薬を出しました。そして食事を変え、お砂糖を摂らなくなると便秘しなくなりました。
そして、なんのトラブルもなく普通に産まれたのです。その子が大きくなって、去年男の子を産みました。
食べ物がいかに大きな影響を与えているのか。そして、心配しない、迷わない、ご法度の心をおこさない、スピリチャルな生活をする、仏さまにおすがりする、信じるということが大切です。おもいは必ず形になります。その人が何をおもうかが大事なのです。食べ物とおもいのあり方が決定的に重要だということを教えてくれました。
おもいによる変化
ちょうどその頃、今から12〜13年前の話になりますが私が非常に大きな教訓をいただいた例のお話しをします。
その方は当時30歳でした。7年前、23歳の時に前置胎盤で帝王切開をし、大量出血で輸血をしたため、急性の劇症肝炎になり、肝硬変を起こして7年間寝たきりになったのです。私は診察に行ったのですが、その方は骨が浮き出ているようなやせた小柄な人でした。血小板、赤血球は健康な人の1/4しかありませんでした。普通は6000ある白血球が1500、血小板も4万足らずでした。まさに貧血でした。お腹を診ると腹水がたまりかけていました。お腹に水がたまると、余命3か月か、もっても半年が医学常識です。私は「医学常識」でそうおもってしまったのです。
ところが、その方と話しているうちに「私が駄目だとおもったらこの人は死ぬ」とおもい、私のおもいを切り替えて食べ物の話をしました。とにかく食べ物を変えて、やれるところまでやろうとおもったのです。
そこの家族は全員が古神道の熱心な信者さんです。そこで、脳の働く場所が変わるような神様の拝み方をしなければならない、ただ手を叩いて頭を下げるだけではいけないということを伝えました。そして、食事は小食に徹するように、胃腸に負担をかけないようにマクロビオティックの食生活を勧めました。
最後に、「あなたは子供がいるのだから、子供のため、ご主人のため、家族のためにじっと寝ていていいのか。少しはご飯の支度をしたり、あかあさんの役目をしなくいといけないんじゃないか」そう言って帰りました。そうしたら、一か月目に台所に立つようになりました。そして、2か月目には買い物に出歩くようになり、6か月経ったころには電話がかかってきて「先生、車の運転をしても良いですか」と言うのです。私は「ああ、それは結構ですよ」と伝えました。
その後、その方はマクロビオティックの活動をするようになりました。今も元気で料理の先生をしています。しかし、その方の肝臓が大きくなったということではないのです。10何年前と変わらず小さいのです。しかし、白血球、赤血球は2割くらい増えました。GDTなどの件さの数値も今は3桁になることはありません(GDT:幹細胞が障害を受けると血中に出てくる酵素の一つ)。白血球は2200〜2400(普通の人の1/3)です。でも生きるのに困らないのです。だから、医学常識やおもいこみは外した方がいいのです。特に目に見えない世界のことは、そういった常識やおもいこみを外した方がいいと思います。
ところで、私が院長になって一番初めにした仕事が母親教室を作ることでした。妊娠中にどういう生活をしたらいいのか。どういう食生活をしたらいいのかということを教えなければ医者としての役目は果たせないと考えたのです。
体はいつも正しく働きます。お産をするのは、おしっこをするのと同じことです。なぜならそれは生理現象だからです。でも、でたらめな生活をしたら正しくは働きません。自然から逸脱した生活をしたら、いつも正しく働くとは限りません。身体は常に正しく働くから、偶然に病気になるということは絶対にないのです。病気になるのは、必ず病気になるような生活をしているのです。運悪く病気になるということは絶対にない。病気になる過程を自分で必ず歩いているのです。場合によってはその人に必要があって病気になっています。ですから症状というのは消さないほうがいいのです。こんなことを言うと医者が成り立ちませんけれど、本当なんです。
だから、私は母親教室でいつもおもいの世界と食べ物の話をしています。
病気になる過程、癌や腫瘍ができる過程に働く一番の要因はおもいです。そして、もう一つ大事な要因が食べ物。その人がどういう食生活をするかです。病気になる要因のほとんどがこの二つなのです。反対に病気を治そうとおもう場合はこの事を理解して病気になる過程の要因を排除する必要があります。
生命力が高まると、特に体は強く速く正しく働きます。身体は60兆の細胞群から構成されています。体の細胞が生き生きとしていれば、体はもっと正しく働きます。体が正しく働くということは、病気が消えてなくなる。それは癌も消えてなくなるということです。だから末期癌が自然消退したというように現代医学では言いますが、そうではないのです。必ず消えるべくして消えている。バイタルフォース(生命力)を高めれば、病気、あるいは腫瘍は自然に消えるのです。だからその人の生活の中でそういう状態を作り出してあげるのです。決して難しいことではありません。
そして、人の体が正しく働くという認識や信念を持っているか、持っていないか、その信念が強いか、弱いか、それによって病気の治し方、その選択が変わります。そして現代医学だけが病気を治す方法ではないのです。最近は代替医療が見直され、代替医療で病気を治す人がふててきています。欧州では10年以上前から、アメリカでは数年前から代替医療で病気を治す人の方が、現代医学に頼る人よりも多くなったと言われています。
生命力を高めるために
生命力を高める方法は4つあります。
1.おもい、意識、脳の働く場所、魂、霊といったスピリチャルなあり方。
2.食べ物。なぜ有機農法、自然農法が大事なのか。
身体を構成している膨大な数の細胞群が生き生きとして、生命力が高まる食べ物が大事でして、生命力を消すものは避ける必要があります。カロリーとかビタミンとかミネラルといった今までの栄養学の考え方とは別の視点が必要です。
3.その人の生活の仕方
4.外からサイキックなエネルギーをもらうこと。
以上の4つが生命力を高める方法です。それぞれの説明をします。
おもい
生命力を高める方法の一番大事なのはおもいのあり方です。おもいのあり方によって物質としての体は、決定的で支配的な影響力を受けます。おもいや意識のあり方によって、脳の働く場所が違います。それによって生命力が高くもなれば、消えもします。人間は脊椎動物です。脊椎動物の生命情報は脳幹(爬虫類的脳)に集まっています。人間は知識が発達したために脳全体が大きくなりました。その大きくなった脳の外側、つまり大脳新皮質が働いている時は生命情報が働きませんから、生命力が落ちるのです。脳の内側の脳幹が働くようにするとよいのです。脳幹が働く時を潜在意識といいます。潜在意識のある脳幹、脳の真ん中の部分がきちんと働くように生活することはとても大事なことです。神様・仏さまを拝むことも脳幹を働かせます。
また、脳幹が働くときは熟睡した時と同じ脳波が出るんです。アルファ波だとかシータ波、デルタ波。これらの脳波が出るのは熟睡した時と同じです。だから毎日しっかり熟睡できるということがとても大事なのです。そして、起きていても、脳幹がしっかり働くようにトレーニングしましょう。生命情報は脳幹にしかありません。脳の働きを潜在意識のレベルに持っていけば生命力が全然違ってきます。体が生き生きとしてきます。生き生きとするだけでなく、スピリチャルな能力がぐっと高まります。目に見えない霊的な能力が高まるのです。脳幹(爬虫類的脳)が働いているときに大事なのは直観とひらめきです。
脳幹(爬虫類的脳)がいつもしっかり働くように心がけることは、とても大事なことだと思います。一番のポイントは御法度の心を起こさないことです。憎しみ・ねたみ・怒り・うらやむ・咎める・疑い・迷い・不平不満・せかせかする・いらいらする、こういうことをおもうのは大脳新皮質がギラギラした状態です。そういう時は、生命力も上がらないし、スピリチャルな能力がガタっと落ちます。
言葉はスピリチャルな表現、自分のスピリチャルな表現です。自分が使う言葉はいつも正しい言葉であることが大事です。人を傷つける言葉は間違えても使わないようにしてください。
それと全てのものに感謝、畏敬の念を持つこと。プラス思考、毎日を明るく楽しくおめでたく生きることが大事です。
呼吸はゆっくりとした腹式呼吸をしましょう。またヨガ、座禅、瞑想、神様仏さまを拝む、浄霊、これらはどれも脳の内側の脳幹を働かせることに繋がります。起きてすぐと寝る前は行をするのに一日で一番大事な時間ですから、できれば欠かさないようにしましょう。
また、神様仏さまを正しく拝む。さっき言った脳の働く場所が確実に変わるような拝み方が必要になってきます。すると、すべてのできごと、自分のこと、そして大きな宇宙のことが分かるようになります。
食べ物
生命力を高める二番目の方法は食べ物です。食べ物は物質として体にさまざまの非常に大きな影響を及ぼします。その影響は決定的な場合も多くあります。食べ物は霊的なもの、その人のスピリチャルなものにも影響します。
食べ物の中では穀物や雑穀、本物の食塩が最も生命力を高めます。穀物や雑穀は一粒の中に千粒、二千粒に育つエネルギーがこもっています。そのエネルギーをいただくということです。ですから、その作物も栽培の仕方が大事です。農薬化学肥料を使ったら生命力が落ちます。いかにきちっとした栽培の仕方をするか。きちっとした栽培の仕方、自然農法なら生命力が高まります。食べた時のバイタルフォースが全然違ってくるのです。同じ人参の形をしていても、それを食べて体の細胞が生き生きするかどうかというところが、そこが決定的に違ってくるのです。これが自然農法が大事だという理由です。
食べ物で生命力がどれほど違ってくるのか。それに私が気付いたのはずいぶん年をとってからです。
筋ジストロフィー(進行性筋萎縮症)という病気があります。これは遺伝性の病気でして、だんだん筋肉の力が落ちてくる病気です。たまたま3人の筋ジストロフィーの方が同じ頃、私のクリニックに来ていました。私は、その人たちにおもいとか食べ物の話をしました。ところが人によって差があるんです。どういう人が元気になったでしょうか。一番経過の良い人は家で自然農法をしている人でした。スーパーで人参など野菜を買っている人はいまひとつなのです。それほど食べ物が生命力い影響を及ぼすのです。元気だとその違いが分からないのです。それからというもの、いい作物、いい食材をどうやって確保するのか気をつかうようになりました。
生命力を高める食べ物、食生活をするには品数が少ないことがとても大事です。量も多くないほうがいいのですが、種類が多くないことがより重要です。30品目食べるというのは病気になるのを待っているようなものです。
食塩は生命力を高めてくれます。ただし、どんな食塩でもいいというわけではありません。海水から伝統的な製法で作られた食塩がベストです。自然塩はたくさん売られていますが、偽物が多いので騙されないようにしてください。伝統的な製法でつくられた食塩の成分は塩化ナトリウムの含有率が80%くらいですから、20%近くは別の違う成分です。そのような本物の食塩は、生命力を高める力が強いから体を正しい方向へ正常にしてくれます。血圧も正常にしてくれるから、高血圧にも腎不全にもとくに制限する必要はそう多くありません。この場合は本物の食塩が確保できているかどうかが重要です。
また、生命量を消す代表的な食べ物としては化学物質、砂糖があげられます。化学物質の入った食べ物や化学物質に汚染された食材、砂糖の入った甘い物はいずれも極陰性の働きが強いうえに生命力を消す働きも強いので、病気をしないようにしようとおもえば避けるべきだし、病気を治そうと思えばきちんと避けなければうまくいきません。
生活
生命力を高める三番目の方法は生活の仕方と生活環境の整理と整備です。
上半身と下半身の温度差を付ける。足をとにかく冷やさないようにする。運動量を増やすこと。元気なうちはなるべく体を動かす。それから電磁波を避けるとか、水を選ぶとか、熟睡できるように生活を上手に調整することが大事です。
外からの力
四番目は外からのエネルギー、波動、サイキックなエネルギーをいただくこと。浄霊もそうですし、霊気もそう、ヒーリングなど、色々あります。
要するに外から波動のエネルギー、サイキックなエネルギーをいただくということです。ただし一つ気を付けておかなければいけないのが、外からいただく場合のエネルギーは時間が経つと落ちてくるということです。時間が経つと消えていくのです。だから、エネルギーが高まっているときに病気を治しきるか、どんどんエネルギーをもらうか。そのあたりの差し引きが必要になってきます。だけど自分で治す努力が病気を治す時はなんといっても一番大事です。他力本願だけに頼らない。
とくに食べ物とおもい。これが一番大事です。
事実・現実の受け止め方の問題
現実の目に見える物質の世界に起こったことを、その人がどのように受け止めるか、そのスピリチャルの状態に従って、自分の体も身の回りの出来事も現実の現象はすっかり違ったものになります。
医者にあなたは癌ですと言われて、手術しようかどうしようか迷う。死ぬかもしれないと不安におもう。精神的にグラついていると、その人は現代医学の常識通りにしかなりません。
ところが、そこで開き直れる人、悟りを開ける人の病気の展開はすっかり違ったものになります。癌が消えてなくなる人も珍しくありません。しかし、それができる人は一部にかぎられています。
目に見える物質の世界に起こる出来事、病気・腫瘍・事故・仕事・家庭・運・不運といった出来事をその人がどのように受け止めるか。その受け止め方、心の状態によって、病気の展開も、生命力も、その人の運命も、現実の現象が変わったものになます。
ですから、スピリチャルな修行は人が生きていく上で最も大事なことだと思います。
あの世があると思うか、思わないか。あると思って生きるのと、無いと思って生きるのとでは大違いです。あの世に毎日行く、それだけでスピリチャルな世界が変わります。スピリチャルな世界が変わると体が変わります。目に見える物質の世界が変わります。こういう事情がわかると、病気の進展は医学常識とは違ったものになる確率が高くなります。
目に見える世界は目に見えない要素によって支配的で決定的な影響を受けているということに気が付いて欲しい。それは病気だけではありません。仕事の上でもそうですし、アクシデントがあってもそうですし、それらは自分が呼んでいるわけです。そして、運不運というのは、結局自分が作っているわけです。その人のスピリチャルな状態によってきまっていくるわけです。このことがとても大事です。
病気・病人を増やし続ける社会構造の仕組み
病気の人が増え続ける現在の日本の社会構造を説明します。
戦後60年の間に製薬資本と共に医療産業、医薬産業が飛躍的に発展、巨大化して、日本という国の特徴の一つが医薬超大国になっています。アメリカの軍事超大国と一緒です。非常に恐ろしい。国の収入は今40兆円くらいしかありません。収入40兆円の国で医療費が30何兆円に介護保険やらなにやら入れたら40兆円を超えるわけです。分かりやすく言えば、普通の家庭で40万円の収入があったとしても40万円を医療費に使っています。経済的負担が大きい。資本主義の悪いところで、そうなると医学の進歩と関係なく、病人を増やし続けないと、社会が成り立たないのです。なぜなら、医療で生活する人が増えたから、そして巨大資本の業界が増えたから。薬の売上を増やすために、病気と病人を増やしているのです。病気と病人が減ったら困る人が多いから、病人が増え続ける社会構造が必要なのです。
病気の治し方にも大きな変化が進行しています。昔は現代医学にかかる人が多かったのですが、今は代替医療、現代医学以外の病気の治し方を選択する人が多いのです。そしてお金もそっちの方に多く使う。これはヨーロッパが一番先に代替医療が増えて逆転しました。アメリカも数年前に逆転しました。日本はデータがありませんので分かりませんけれども、間違いなく代替医療、現代医学以外の病気の治し方の方が、増えていると思います。
30品目食べる!?
毎日30品目食べましょうという行政指導は確実に病人を増やします。30品目食べましょうと決めたのは、海の向こうの人、その指示通りに動いている日本の政治家、食べ物と病気の関係を知らない無知な中央官僚のどれかです。
蛋白質、炭水化物、脂肪を一緒に食べ続けていると、完全に消化分解することができないで分解途中の産物を体に取り込んでしまいます。そういった食生活を続けていると必ずといっていいほど病気になります。
特に動物性蛋白質、動物性脂肪には注意が必要です。中でも肉類と牛乳はとくに要注意です。多ければ多いほど病気になる確率が高くなります。食べ続けるというのが特に危険です。子供の頃から食べ続けるのが特に危険で、30品目を食べ続けるというのは病気になるのを待っているようなものです。
どういう人から病気になるかというと、消化機能・消化能力の弱い人から病気になっていきます。人間は年をとると、生命量が落ち、消化能力、体の能力が低下します。すると益々病気になりやすくなります。断食療法、半断食療法、ゲルソン療法などの食事療法で食べ物の品数や量を減らすことによって病気が劇的によくなるし、生命力が強く高まるのはいい例ではないでしょうか。
肉類を食べるということは
肉類を食べ続けていると、体にどういう現象が起きるでしょうか。まず一番目には肉には発癌性があります。肉の発癌性には3通りあります。
一つは肉類そのものが持っている発癌性です。肉類は人間が本来食べるべき食べ物ではありません。人間は肉を食べても完全には消化分解して体に取り込むことはできないのです。ですから分解途中の蛋白質を体が取り込んでしまって病気や癌になるのです。
もう一つは、ニトロソアミンによる発がん性。肉には発色剤は防腐剤が入っていて、それが体の中で発癌性の強いニトロソアミンになります。そのニトロソアミンが発癌性の強い化学物質であるということはわかっていますが、止めなさいとは誰も言いません。
三つ目は肉に含まれる女性ホルモンです。日本の法律では女性ホルモンの使用は禁止されていませんので、殆どの肉に女性ホルモンが使用されています。そして肉は女性ホルモンが使われていないとスジで硬くて味が無いのです。だから高く売るために、ジューシーで美味しい食べやすい肉には女性ホルモンが使われています。そしてその結果、ここ50年の間に乳癌が30〜40倍に増えました。女性には乳癌ですが、男性では前立腺が肥大します。前立腺の肥大と癌というのは境目が無く、前立腺の癌は昔に比べて100倍増えているそうです。
30品目を食べていてはどうしても動物性蛋白質が入ります。過去の栄養学では動物性蛋白質は摂らなければならないものだという教え方をするのです。それは過去の栄養学です。「乳癌の検診を受けましょう」という前に肉類に使う女性ホルモンを禁止して、毎日30品目食べましょうと言うのを止めるべきです。さんざん病気にさせといて、することが全く逆です。だから医者や医療器械を作る人、医薬産業が儲かるのです。行政や政治のすることは順番が間違っているのです。
二番目は、肉を食べ続けていると生活習慣病になります。肉は血管を詰まらせて血液の通りを悪くします。心筋梗塞、脳梗塞、閉塞性疾患が増えています。
三番目は、化学物質を取り込むこと。植物性の食べ物から体に取り込まれる化学物質と、動物性の食べ物から体に取り込まれてしまう化学物質とでは、動物性の方が20倍化学物質の量が多いと考えてください。
さらに、肉を多食すると、体が鈍感になり、レスポンスが悪くなり、非応答的になります。物質的にも感情的にも鈍感になりますし、精神的、スピリチャルな面も鈍感応答的になります。また、無関心、無気力、無行動、ひきこもりになります。
肉食が多い人は生薬の効きが悪く、漢方薬、ホメオパシー、すべての治療の効きが悪くなります。アロマテラピー、ホメオパシー、それから食事療法、こういった治療法に対して反応が鈍いか無反応になります。
同時に肉食が多いと、消化機能も内分泌機能もすべての代謝機能が落ちます。したがって、病人を増やす要因になります。
さらに、肉類を食べ続けると骨がスカスカになりあます。骨粗鬆症になります。それは肉の摂取によってカルシウムの代謝が障害されるからです。肉を食べると、肉はリンを多く含んでいるので、骨からカルシウムが血中に溶け出して血中のカルシウム濃度が上がります。すると容易に骨折するようになり、整形外科疾患にかかることになってしまいます。
もう一つ大事なことは糖尿病と肉の関係です。肉は糖尿病の人には厳禁です。糖尿は飽食というより、肉類の多食が原因で増えています。糖尿病が50年間で桁違いに増えています。肉の多食が糖尿病の増えた原因なのです。糖尿病の人はもちろん、糖尿病の遺伝子を持っている人も肉類を食べることは避けてください。
糖尿病にならないために、糖尿病を治すためにも肉を沢山食べないことは大事です。肉を食べてもすぐに病気になりませんが、3、5、10,20年経過すると病気になります。今の世の中はすぐに発病しなかったら全てパスなのです。行政も政治も。突然病気になったように見えますが決してそうではありません。必ず病気にさせられているのです。糖尿病になるべくしてなっているわけです。
牛乳
牛乳も飲み続けると危険で、病気を作る源になります。人間の体は牛乳の成分を完全に消化分解して体に取り込むことはできません。分解途中のものが体に取り込まれます。
50年前アレルギー性疾患の人は少なかったのに、今はアレルギー性疾患の人が大変多いのです。アレルギーが増えたのは何故でしょうか。
牛乳を小さな時から飲み続けていると、アトピー性皮膚炎や気管支喘息といったアレルギー性疾患になりやすくなります。だからお母さんが妊娠前に牛乳を飲み続けていますと、生まれてくる赤ちゃんがアトピーや気管支喘息などを持って生まれてくる確率がたかくなります。そして、そういった人が年を取って体が退行といいますか代謝が弱くなってくると癌になる可能性が高くなります。
牛乳をある量飲みますと粘液を作ります。粘液は水に溶けないのでリンパ管を伝って上気道に集まり、痰とか鼻汁になります。このような粘液は病原性微生物の絶好の繁殖地となります。
牛乳を飲む、砂糖の入った甘い物を食べるということは、感染した病原微生物に”ハイ、増えてください”とばかりに絶好の繁殖場所を提供することになります。そこで感染症の症状が現れ発病することになり、進行・悪化する要因づくりになります。感染症には誰でもかかりますが、感染症が発症したり進行したりする病気の展開は、その人の食生活によって大きく支配されます。
カネミ油症のように、企業のミスで人が「直ちに」病気になれば刑事事件になります。しかし、たとえその企業のやったことが原因であっても、3年以上間があいてたら訴訟にはならないのです。女性ホルモンを使った肉を食べ続けていてもすぐには病気になりませんが、それを買って食べ続けているといずれ乳癌、前立腺癌になる確率は、食べる量が多いほど、食べる期間が長いほど高くなります。現在の日本の社会では、知らない、知らされない、知ろうとしないならば自然淘汰は避けられません。突然病気になったように見えますが、そうではなくて、なるべくして病気になっているのです。
化学物質
化学物質は人の体に対して、また口から体に入ったら必ず、その人の生命力を消したり落としたりする働きが強くあります。化学物質はもともと自然界(人の体も自然界・小宇宙です)には存在しないものですから、化学物質を分解・循環してくれる酵素も微生物も自然界には存在しないのです。その結果、化学物質はそこで濃縮蓄積されて、自然の循環を阻害し、生命力を落とすことになります。どんな化学物質でも、常に有害であり、危険があると考えて生活することが必要です。
毎年、膨大な量と種類の化学物質をまき散らしています。化学物質は生命力を落とし、消します。たとえ少量でも危険です。化学物質は有害で危険なものですから、体に化学物質を入れることはなるべく避けましょう。シュタイナー教育は有名ですが、シュタイナーの書いた「農業講座」は自然農法と一緒です。バイオダイナミック農業といいます。これが日本語で訳されて出版されています。これは参考になると思います。化学物質が危険なことをよく説いています。百年前にこのことを言ってますから間違いなく真理です。
化学物質はごくごく少量でも摂り続けていると、環境ホルモンのように内分泌を狂わせて取返しのつかない不妊症になります。化学物質で受けるダメージには不可逆的なものが多いのです。また、化学肥料や農薬を使用した農作物を食べた時に、それが体に与える影響は、自然農法の農作物を食べたときのそれとは格段の違いがあります。
遺伝子組み換え作物と食品
現在は、遺伝子組み換え作物や食品が怒涛のように販売され、歯止めがかかっていません。もう皆さんご存知のように牛乳がそうです。それからトマト、菜種油、じゃがいも、トウモロコシなど。トウモロコシはコーンスターチとかアルコールにも化けています。ですからコーンスターチだったらキャンディーだとか飴だとか、アルコールだと醸造用のアルコールはもちろんですが、味噌とかみりんにも入っています。それから大豆だと今度はレシチンというのがあります。マーガリンだとかビタミンEもこれから作られます。あと小麦です。遺伝子組み換え作物などを食べると免疫力が落ち、抗生物質が効かなくなります。発癌性やアレルギー疾患を引き起こすとも言われています。そして、内臓の臓器、あるいは脳の重量が低下してくるということが分かっています。つまり病気になるということですね。そして、消費者に何のメリットもなく、美味しいわけでもなく、自然の生態系を壊すばかりです。なのに、巨大資本に摺り寄る官僚と政治家は、すぐに病気になりさえしなければ国民を病人にすることには知らん顔しています。みんなこうやって病気になっていくのです。
砂糖
マスメディアでも病気と病人を増やすのに非常に貢献しています。例えばNHKの調理番組は砂糖の使用をアピールしています。こんなものにまで砂糖を使うのかというようにどの料理にもどっさり砂糖が入るのです。砂糖の消費量が50年間にだいたい20倍近く増えています。料理には砂糖を使うものだとNHKは国民を洗脳する役目をしています。
砂糖をたくさん口に入れる現代人は、生化学の教科書にあるような糖の代謝が実際には起こっていません。運動量も少ないうえ口に入る量が中途半端ではないので、糖代謝の限界を超えているのです。このことが体にどのように影響しているかというと、糖が全部エネルギーに転換しません。摂取量の20%くらいしか転換しない人がざらにいます。そのため、コレステロールや中性脂肪が増えて肥満になり、高脂血症から高血圧になります。それで、途中で脳梗塞などで倒れなかったらボケてきます。だから甘い物が好きな人はボケるというのは本当です。脳の血管は一方通行のため、血液の流れが悪くなると先が委縮してくるのです。だから脳梗塞を起こしてあの世に行けば、ボケなくて済むのです(笑)。要するに甘いものは危険だということです。認知症の人が増えて騒がれていますが、生活上のちょっとしたこと、砂糖を入れるか入れないかで、老後がみじめになるかならないかが別れることになります。
また、まとまった量の砂糖を摂ると短時間で血糖が上がり下がりします。これは糖尿病を悪化、進行させる原因となります。特に白米を食べている人、主食の少ない人は糖尿病には悪い結果になります。子供の場合は多動障害の原因になります。多動障害の子はとにかく落ち着かないのです。多動児はじっとできません。ごそごそ体が動いてしまうのです。それから思考の短絡化、学力低下、感情問題、いらいら、せかせかになります。ですから暴力問題を起こす、いじめが起こる、教育上のいろんな問題が起こります。血糖のアップダウンが短時間に激しいということは、同時にミネラル、ビタミンが大量に消費されることになります。すると微量元素が少なくなって生命力・免疫力が低下する。そうすると感染症が必ず発病してくるわけです。さらには病気は進行して肺炎を起こすなどして病気が本物になります。病気になる食生活をする人が病気になっているのです。感染は誰でもしますが、感染症が発症、発病するかしないかは、病原微生物が体の中で増えるか増えないか、つまり、その人の食べ物、食生活によって決まるのです。見境もなく砂糖の入ったものを摂り続けていると、骨はスカスカになって容易に骨折するようになります。
糖の代謝の最終段階には陽イオンが必要で、その陽イオンとしてカルシウムが使用されます。ですからさっきお話しした肉と同じようにカルシウムが骨から血中に溶け出して使用され、血液のカルシウム濃度を高くしてしまいます。したがって、骨がスカスカにもろくなるので、簡単に骨折するようになります。そして血中のカルシウム濃度が高いということは結石を作ります。尿管結石や膀胱結石、胆石などの核になります。それからヒスタミンレベルを上げます。ですからアレルギー性疾患を治そうとするときには砂糖は避ける必要があります。
小児アトピー、気管支喘息は砂糖を完全にやめることができれば、大半はそれで直ります。砂糖は陰性の働きが強く、体を冷やします。砂糖の摂取は全ての筋繊維を緩めるので、血管や筋肉も緩めて、血液の流れを遅くしてしまいます。血の通りが悪くなると冷えます。消化管の筋繊維も緩むので消化機能が下がり、生命力が下がります。砂糖を食べ続けるということは、ほとんどすべての病気に繋がるのです。例えば癌などの悪性腫瘍は体温が高いと大きくなりません。ところが体温が下がると喜んで大きくなります。生命量は弱くなりますし、体が冷える人、体温が低い人は危ないのです。ですから砂糖のない社会になれば医者は要らないし、歯医者さんも要りません。医者は今の人数の10分の1で十分足ります。医療費も少なくとも10分の1に減少します。
ジュース、強壮剤のドリンク、スポーツドリンク、これらは皆砂糖がたくさん入っています。理由は砂糖が入っていないと売れないからです。そのようなドリンク剤を飲んだら歯がめろめろになります。歯が受けるダメージには計り知れないものがあります。間違えてもジュース、スポーツドリンクを子供に飲ませてはいけません。大人も駄目ですが、子供は特に気を付けてください。スポーツドリンクも駄目です。
食生活によって体も心も変わる
戦後60年の間に日本人の食生活はすっかり変わりました。動物食品を10倍とは言いませんが、それに近く、たくさん食べるようになった。それから化学物質はゼロに近かったのですが、比べようがないくらい大変増えました。口に入る砂糖の消費量は少なくとも10倍は増えています。それから遺伝子組み換えの食品・作物は怒涛のように流通市場に溢れています。さらに、油と油脂の摂取量は約6.5倍増えました。また、加工食品をみんなが食べるようになり、生鮮食品が少なくなりました。食べ物や食生活がこれだけ変われば、体の中で起こる代謝は当然変わります。その結果人間の罹る病気が変わり、人の思考や行動が変わっているのです。ところが病気の種類や病人の数は増え続けているのに、栄養学、バイオケミストリー(生化学)、学校や医学部の教育などは、この変化に対して全くといっていいほど対応していないのです。
私が60年前に勉強した教科書と今の教科書の内容は、遺伝子の問題や核酸の問題などで変わっていますが、食生活の大きな変化に対して、また病気との隣り合わせの代謝に関しても大筋変わっていません。
結果的に病人を増やし続ける社会構造に貢献しているわけです。これによって医薬産業が繁栄成長しています。本当の、本物の情報を知らない、知らされていない、そして知ろうとしなかったら、自然淘汰は避けられないのです。要するに突然病気になったように見えるけど、そうじゃないのです。病気にさせられているわけです。
まとめ
確実に病気をしない生活の仕方は可能です。
まず、おもいが大事です。毎日の意識変換の作業をすることです。意識の変換の作業、脳の働く場所を変える作業が重要だと思います。これは非常に大事な意味のある作業なのです。呼吸の仕方、プラス思考、毎日を楽しく生きること。おもいは形になります。意識のレベルを高く維持すること。スピリチャルの世界を広く、心豊かに一日過ごすこと。
それから毎日を感謝と畏敬の念で過ごす。プラス思考で毎日を明るく楽しくおめでたく過ごす。おもいというのは必ず形になるし、周りの人にぱっと全部干渉していきますから、やっぱり家族全部のおもいが大切です。
食べ物はいい食材を選んでください。塩・穀物・野菜。食べ物はいつもきちっとしたものを選ぶ。それから品数はできれば少ない方がいい。日常の生活とお祭りの生活は区別すること。毎日お祭りをすると、つまり毎日30品目を食べると病気になります。そして、化学物質は避けてください。化学物質は常に有害であり、危険とおもって生活することです。
健康な人なら100点満点でなくても70点で十分です。
仕事、家庭、病気、すべての運、不運は自分が作るのです。病気にならない生活は確実にできます。それを皆、知らない、知らされていない、知ろうとしなかった、それだけです。本当の情報・知識をできるだけお伝えしたつもりです。資料「確実に病気をしない生活の仕方」に大事な項目だけ書いてありますので参考にしてください。
長時間ありがとうございました。
伊藤慶二博士プロフィール
1929年生まれ。
九州大学医学部卒業。
医学博士。
マクロビオティック医学研究所初代会長。
医療法人至誠会梅田病院院長。
勝間クリニック院長を歴任し
産婦人科医として全国に先駆けて
1966年から母親教室を開き
食生活の大切さを説いてきた。
最後までお読みくださり有難うございました。
最後までタイプ打ちご苦労様、私の指たち(笑)
平成19年1月に初版発行されたようですので
恐らく平成18年頃の講演内容だと思います。
半分ほどタイプ打ちしたところで全て消えてしまい
再度打ち直すという半日がかりの苦行のような作業
それでも私というフィルターを通すより直接
読んでいただいた方が皆さんの心に響くのでは?
そう想いタイプ打ちに励みました。
暫らく長文のタイプ打ちはしていなかったので
ミスがあるかもしれませんが読み返す力無し。
著作権も明記されておりませんでした。
きっと一人でも多くの方に届けることが
伊藤慶二博士への追悼となると思う。
いつも快く良質の書籍を貸してくださる
秀明グループの皆さんに心からの感謝を。
一人でも多くの人のお役に立てますように。